ニューヨーク州の上院
上院の仕組み
立法府は、州政府の法律制定部門です。 上院と下院の二院制となっています。 憲法では、上院は人数制限があり、現在は63人、下院は150人の議員が州内の選挙区から選出され、2年の任期で働くことになっています。
各選挙の後、上院は議員の中から臨時大統領を選出し、2年間の任期を務めます。
選挙後、上院議員の中から臨時議長が選出され、2年間の任期を務めます。
憲法では、立法府に様々な幅広い権限が与えられています。 最も重要なのは、上院と下院が、連邦憲法と特定の連邦法および条約の範囲内で、法律を提案することを認めていることです。 これらの法律はまず法案の形で提出され、どちらの議院でも提出することができます。
上院と下院は、憲法で定められた権限以外にもいくつかの権限を持っています。 立法府の審議における重要な武器は、知事の拒否権を無効にすることです。 立法府は、知事が拒否権を行使したにもかかわらず、各院の議員の3分の2の支持を得れば、法律を承認することができます。
上院だけが、知事による非公選の国家公務員や裁判所の裁判官の任命を承認する権限を持っています。
立法府はその多様な機能により、知事の行政権をチェックし、州民の最善の利益が立法府に反映されるようにしています。
法案が法律になるまで
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議員が新しい政策のアイデアを持っている
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アイデアが法案に起草される
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法案が委員会のプロセスを経る
- 委員会プロセスを経る
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上院と下院が法案を通過させる
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法案が知事に署名される
上院の仕事は、下院や知事と協力して制定、修正、廃止することです。 上院の仕事は、議会や知事と協力して、私たちが統治される法律を構成する法令の制定、修正、廃止を行うことです。
本文では、このプロセスを「アイデア」から「法律」へと簡略化して示しています。
議会の規則と手続き
憲法はニューヨーク州政府の基礎です。
New York State Constitution
上院規則は、上院議員が法案作成プロセスを通過するために必要な手続きを示しています。
senate rules
leadership and majority
上院規則では、上院議員全員の投票により、上院議員の1人をニューヨーク州上院の臨時議長(または「President pro tempore」)および多数党首に選出します。 臨時議長は、1873年の憲法改正により常設の役職として創設されました。 臨時議長は、偶数年と次の奇数年の2回の上院会期で構成される2年ごとの上院任期中に選出されます。 臨時議長は、副知事が上院議会を不在にしている間、上院の業務を指揮・指導し、上院の委員会を任命し、上院の職員を指名し、議長の職務を遂行したり、他の上院議員に委任したりする義務があります。
上院の各会議体は、会議体リーダーやその他の会議体リーダーを選出します。
臨時議長と会議体リーダーは、上院規則により現在8年の任期となっています。