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尿路結石は(抗生物質を使わずに)自然に治ることがあるのでしょうか?

簡単に言うと、「たぶん、時々」です。 尿路結石は細菌感染症ですから、抗生物質を投与すれば、何もしないよりも早く治るのが普通です。 ある研究では、合併症のない尿路結石の最初の2、3日にイブプロフェンを服用した人を調べたところ、半数以上の人が4日目には無症状になっていました。 このことから、高熱や脇腹・背中の痛みなどの症状がなく、最初の2~3日は様子を見ても、特に水をたくさん飲んで尿路から細菌を薄めて流すことができれば、それほど危険ではないと考えられます。

ただし、3〜4日以上症状が続いたり、悪化したりした場合は、抗生物質で治療する必要があるでしょう。 このような感染症を放置しておくと、膀胱を超えて腎臓にまで進行するものもあります。 重度の腎臓感染症の場合、入院して抗生物質の点滴を受けなければならないこともあります。

注意していただきたいのは、これまでに尿路結石にかかったことがない場合や、尿路結石にかかったかどうかわからない場合、あるいは症状が1日以上続いたり重かったりする場合には、迷わず医療機関に連絡することです

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