概要

世銀総裁

連邦参議院議員であり、連邦経済・教育・研究省の長官であるガイ・パルメラン氏は、世銀の上級意思決定機関である理事会にスイス代表として参加しています。 総務会は、通常、財務大臣や開発大臣などで構成され、年に2回開催されます。 総務会は、世銀グループの加盟国の承認と停止、授権資本の増減、世銀の純利益の分配、世銀グループの全体的な戦略的方向性の決定などの権限を持っています。 イグナツィオ・カシス（連邦参議院議員、連邦外務省長官）が総裁代理を務めています。

世銀専務理事

総裁は、世銀におけるスイスの利益のための日常業務の監督責任をスイス担当の専務理事に委任しています。 EDはワシントンに駐在し、通常週2回の会合を開き、世界銀行グループの一般業務に影響を与える借入や財務に関する質問、プロジェクト、政策などを決定します。 スイスのEDは、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス共和国、ポーランド、セルビア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの代表でもあります。

株式と議決権

世銀グループは、加重投票制を採用しています。 世銀のすべての加盟国は、株式票（加盟国が保有する世銀の資本金1株につき1票）と基本票（すべての基本票の合計が、全加盟国の基本票と株式票の合計の5.55%に相当するように計算される）からなる議決権を有しています。 議決権の配分は、世界銀行グループ内でも機関によって異なります。

最新の議決権状況については、Voting Powersのページをご覧ください。

ドナー国としてのスイスの援助フローについては、Aid Flows Switzerlandのドナー国ページをご覧ください。