Ask the doctor: コルチゾン注射の副作用を心配すべきでしょうか
Published: 2012年4月
Q. 私は70代後半ですが、ここ数年、左膝の関節炎のために、年に4回ほどコルチゾン注射を受けています。 痛みにはとても効果がありますが、長期的には悪い副作用が出る可能性があると聞きました。
A. コルチゾンは、数ある副腎皮質ホルモン剤のひとつです。 コルチコステロイドは強力な抗炎症剤で、痛みを和らげる効果がありますが、副作用があるのが難点です。 錠剤にすると、骨を枯渇させたり、その他の全身的な影響があります。 注射されたコルチゾンは、短時間作用型の鎮痛剤であるリドカインと併用されることが多いのですが、時に結晶となって固まり、痛みを和らげるどころか悪化させてしまうことがあります。 何度も注射を繰り返すと、最終的に皮膚やその他の組織を損傷することがあります。 関節に注入された少量のコルチゾンは、体の他の部分に入り込み、ホルモンのような効果を発揮して、糖尿病のコントロールを難しくします。
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