Blue Vervain Information

北米原産の野草で、湿った草地や川沿い、道端などでよく見られ、真夏から初秋にかけてトゲのある青紫色の花を咲かせて風景を明るくしてくれます。

Blue vervain（Verbena hastata）は、American blue vervainやWild hyssopとも呼ばれています。アメリカのほとんどの地域に自生しています。

ブルーバーベナは伝統的な薬草で、根、葉、花を腹痛、風邪、発熱、頭痛、打撲、関節炎などの症状に用います。

庭では、ブルーバーベナの植物はマルハナバチなどの重要な花粉媒介者を引き寄せ、種子は鳴き鳥の栄養源となります。

ブルーバーベナの育て方

ブルーバーベナは日当たりの良い場所で、湿っていて水はけが良く、適度に豊かな土壌が最適です。

晩秋にブルーバーベナの種を屋外に直接植えます。寒さで種の休眠が解除され、春に発芽できるようになります。

軽く土を耕し、雑草を取り除きます。土の表面に種を撒き、熊手で種を覆うようにして、深さが1/8インチ（3ml）以下になるようにします。

病害虫に強いこの植物は、一度育ててしまえば手入れはほとんど必要ありません。

発芽するまでは種を湿らせておきます。

種子が発芽するまでは湿らせておき、その後は暖かい時期に1週間に1回、深めの水を与える程度で十分です。土の表面が乾いていると感じたら、深く水をやりましょう。

ブルーバーベナは、バランスのとれた水溶性の肥料を夏場に毎月与えると効果的です。

バークチップやコンポストなどのマルチング材を1～3インチ（2.5～7.6cm）敷くことで、土壌の水分を保ち、雑草の成長を抑えます。

また、冬の寒さの中では、マルチは根を保護する役割も果たします。