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2018年、CDCのスタッフと主題専門家は、2015年のSTD治療ガイドラインを更新するために、淋病治療に関する必須の質問を特定した(1)。 2013年1月~2019年5月に実施したPubMed、Embase、Medlineデータベースの文献検索で、パラメータ(gonorrhea)OR(gonococcal OR gonorrhea OR “Neisseria gonorrhoeae”)AND(treatment OR antibiotic OR therapy)を使用したところ、>2,200件の抄録が得られました。 タイトルと抄録を評価し、臨床的に関連する248の論文をレビューした。 2015~2018年に開催されたSTD学会の抄録や、米国国立衛生研究所のClinicalTrials.govサイト(https://clinicaltrials.govexternalアイコン)の抄録もレビューしました。

2013年1月から2019年5月までのGISP感受性データもレビューしました。 GISPは、25~30のSTD専門治療クリニックのそれぞれで、症状のある男性25人からの尿道分離株を毎月検査することで、米国における淋病の抗菌性パターンをモニターしている(2)。 地域の検査機関では,寒天希釈法による抗菌薬感受性試験を実施し,選択した抗菌薬のMICを決定している。 Clinical and Laboratory Standards Institute(CLSI)では,ceftriaxone,cefixime,アジスロマイシンに対する淋菌の耐性ブレイクポイントは設定されていないが,CLSIではMICが0.25 μg/mL以下のものをceftriaxoneとcefiximeに感受性,MICが1.00 μg/mL以下のものをアジスロマイシンに感受性と分類している(3,4)。 MICが上昇した分離株を識別するために、GISPでは以下の「警告値」を用いて耐性出現の可能性を指摘している。

1. Workowski KA, Bolan GA; CDC. 性感染症治療ガイドライン、2015年。 MMWR Recomm Rep 2015;64(No.RR-3). PMID:26042815

2.CDC. 性感染症サーベイランス2018。 ジョージア州アトランタ。 US Department of Health and Human Services, CDC; 2019. https://www.cdc.gov/std/stats18/STDSurveillance2018-full-report.pdfpdf icon

3.Clinical and Laboratory Standards Institute. 抗菌薬感受性試験の性能基準。 30th ed. Wayne, PA: Clinical and Laboratory Standards Institute; 2020. https://clsi.org/media/3481/m100ed30_sample.pdfpdf iconexternal icon

4.Kersh EN, Allen V, Ransom E, et al.Rationale for a Neisseria gonorrhoeae susceptible-only interpretive breakpoint for azithromycin. Clin Infect Dis 2020;70:798-804. PMID:30963175

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