The comparative effects of chronic consumption of kola nut (Cola nitida) and caffeine diets on locomotor behaviour and body weight in mice
コラナッツとその有効成分であるカフェインの慢性的な摂取が、マウスの運動行動と体重に及ぼす影響を調べた。 研究には30匹の成体のスイスホワイトマウスを使用した。 運動行動の評価にはオープンフィールドメイズを用いた。 対照群のマウスには通常のげっ歯類用の餌を与え、コーラナッツ摂取群のマウスにはコーラの餌を与え、カフェイン摂取群のマウスにはカフェインの餌を4週間与えた。 すべての動物は清潔な飲料水を自由に利用することができた。 一日の食物摂取量、水摂取量、体重変化も測定した。 コラナッツおよびカフェイン投与群のマウスの1日の食物摂取量は、対照群に比べて有意に低かった。 また、カフェイン投与群では1日の水分摂取量が対照群に比べて有意に減少したのに対し、コーラナッツ投与群では水分摂取量の見かけの減少は対照群と有意な差はなかった。 体重の変化も、コントロールと比較して、コーラナッツとカフェインを与えたマウス群で有意に低かった。 オープンフィールドでの飼育頻度は、コントロールと比較して、カフェイン投与群で有意に低かった。 グルーミングの頻度も、コントロールと比較してカフェイン投与群で有意に低かった。 また、明暗移行ボックスでの明暗移行の頻度も、コントロールと比較してカフェイン摂取群では有意に低下した。 この結果から、コーラナッツ食とカフェイン食を慢性的に摂取すると、摂食量と体重が減少することがわかりました。 また、カフェイン投与群では、水摂取量と運動量が有意に減少した。 コーラナッツ食の摂食量と運動量への影響は有意ではなかった。 このことから、コーラナッツの運動量と飲水量への影響は、カフェインのみによるものではないと考えられる。