カフェインは食欲を増進させるのか、それとも減少させるのか?
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カフェインはお腹を空かせるのか、食欲を抑えるのか? Clarissa Leahy/Getty Images
午後に元気を出したいとき、あなたは本能的に1杯のコーヒーを手に取ります。 しかし、そのコーヒーを飲むと、お腹が空いてポテトチップスの袋も手に取ってしまうのでしょうか?
例えば、2014年にドイツとオーストリアの研究者が行った研究では、カフェインが空腹感を抑制するという結果が出ているようです。
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この研究では、2つのコーヒーブレンドのうち1つが、参加者のセロトニン(食欲を抑制し、食欲を増進させるニューロンをブロックするホルモン)を増加させ、グレリン(食欲を増進させるホルモン)も減少させたことがわかりました。
しかしながら、2016年にニューヨーク州立大学の研究者がマウスを使って行った研究では、カフェインを投与するとマウスの食べる量が増えたことから、研究者たちはカフェインが食欲を増進させると結論づけています。
最後に、オーストラリアのグリフィス大学アライド・ヘルス・サイエンス学部の研究者が2014年に行った別の研究では、午前中のコーヒーブレイクが食欲を抑制するかどうかを調べました。
つまり、科学的な証拠はまだないものの、ほとんどの兆候は、カフェインが食欲を増進させるのではなく、食欲を抑えるのに役立つことを示しているようです。
しかし、だからといって、お気に入りのコーヒーショップで無茶な注文をしていいということにはなりません。
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