グラジオラスの球茎の増殖とグラジオラスの種子の発芽
多くの多年生植物と同様に、グラジオラスも毎年大きな球根から成長し、翌年には枯れて再生します。 この「球根」は球茎と呼ばれ、毎年、古い球茎の上に新しい球茎を成長させていきます。
グラジオラスの増殖方法
グラジオラスの増殖方法には、種子を発芽させる方法と、球茎を分けて新しい株を育てる方法があります。
グラジオラスをたくさん育てたい、数年かけてもいい、という方には、グラジオラスの種の発芽がお勧めです。 花が枯れた後、約6週間は茎に残しておきましょう。 すると、硬い莢の中に種が入っているのがわかります。
少ない株数で早く結果を出したい場合は、グラジオラスのコアムを繁殖させてみましょう。 夏の終わりに茎を掘り起こして保存します。 それぞれの球茎の底には、コームルまたはコームレットと呼ばれる子球がいくつも付いています。
グラジオラスの増殖方法
春の最終霜の約6週間前に種を植えます。 ポット用の土を入れた4インチの鉢に、1つの種を植えます。 種の上に土をかぶせ、よく水をやり、ビニールで覆います。 芽が出てきたらビニールを外し、日当たりの良い場所に置きます。 最初の1年は鉢のまま屋外で育て、その後、球茎を掘り起こして保存する。 次の2年連続で、小さな球茎を屋外に植えます。
グラジオラスの球根を分割して植えるのは、秋からです。 球根を掘り起こして、底にある小さな球茎を取り除きます。 冬の間は保存しておき、春になったら植え付けます。 1年目は花が咲きませんが、茎が成長して株になります。 シーズン終了後に掘り起こして保存し、翌年にまた植え替えて花を咲かせましょう。