妊娠中にイブプロフェンを服用しても安全ですか？

1回の服用で赤ちゃんに悪影響を与えることはありませんが、イブプロフェン（アドビルとモトリン）を妊娠中、特に妊娠第3期に服用することは一般的に推奨されていません。

妊娠中のイブプロフェンおよびアスピリンやナプロキセンなどの他の非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）の影響については、いくつかの研究が行われています。 米国食品医薬品局は、妊娠第3期中のイブプロフェンの服用が赤ちゃんに有害であることを示す重要な証拠を発見しました。

妊娠最後の数週間にイブプロフェンや他のNSAIDsを服用すると、新生児の肺の羊水濃度が低くなったり、血圧が高くなったりすることが分かっています。

また、妊娠初期にイブプロフェンを服用すると、流産のリスクが高まることを示唆する証拠もあります。

妊娠中に痛み止めが必要な場合は、アセトアミノフェン（タイレノール）を使うようにしましょう。これは、妊娠中に使用しても安全であるという長い歴史を持っています。

妊娠中にアセトアミノフェンを服用できない場合は、イブプロフェンの利点が潜在的なリスクを上回るかどうかについて、医療従事者と相談してください。