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減塩は本当に健康によいのか

理論的には、減塩は素晴らしいアイデアのように思えます。

問題は、ナトリウムのない塩は存在しないということです。 それは、H2Oから水素を取り除くようなもので、まったく意味がありません。 塩が塩化ナトリウムと呼ばれるのには理由があります。40%のナトリウムと60%の塩素で構成されており、ナトリウムのほとんどを取り除くと、塩ではないものになってしまいます。

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とはいえ、減塩塩ができないわけではありませんし、減塩食を続けることができないわけでもありません。

塩分は良いものですが、大量であったり、適度な量であったりしてはいけません。 若くて健康な人は、1日に2,300ミリグラム(ティースプーン約1杯分)以上の塩分を摂らない方が良いとされています。 40歳以上の人、高血圧の人、アフリカ系の人は、1日に1,500ミリグラム以上の塩を摂取してはいけません。 The New England Journal of Medicine誌に掲載された最新の報告によると、1日に小さじ半分の塩を余分に摂取することによる危険性は、肥満、喫煙、高コレステロールに関連する健康リスクと同等であるとしています。

また、ここではナトリウムではなく塩について話していることを忘れてはいけません。 ナトリウムは塩分の40%しか占めていないため、1食分の塩分量を計算するには、ナトリウム含有量に2.5を乗じなければなりません。 例えば、ポテトチップス「Lay’s Salt and Vinegar」の1食分(1.5オンス)には、580ミリグラムのナトリウムが含まれており、実際には1,450ミリグラムの塩分が含まれていることになります。 もちろん、Lay’sが使用している塩を減塩ブランドに置き換えれば、この数値は大幅に下がるでしょう。

しかし、減塩塩が食品ではないとしたら、それは何でしょうか? 減塩塩は通常、塩化ナトリウムのナトリウムの一部をカリウムに置き換えているため、塩化ナトリウムと塩化カリウムの混合物となっています。

塩化カリウムは体内の細胞内に存在する主要なプラスイオンで、血圧を下げる効果があります。

塩化カリウムは、私たちの体の細胞内にある主要なプラスイオンで、血圧を下げる効果があります。 実際、塩化カリウムは少量であれば安全ですが、多くの州では致死注射に使われる毒物なので、過剰に摂取することは絶対に避けてください。 ほとんどの減塩塩は、食べる前に医師に相談するように勧めていますが、私たちに言わせれば、死に至る可能性のある食品以外には手を出さない方が安全です。

Originally Published: 2010年12月8日

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